










和紙と漆の重なり、静かに佇む五杯の抽斗箱
和紙を幾重にも重ねて張り、その上から漆あるいは柿渋を塗り重ねて仕上げられた、非常に手の込んだ抽斗箱です。
最大の特徴は、和紙の繊維が作り出す複雑な凹凸と、経年によって生まれた深く渋い色艶。
単なる木製家具にはない、革製品のようなしなやかさと、金属のような重厚さを併せ持った独特の肌触りが魅力です。
側面や天面には優雅な装飾が施されており、どこから眺めても絵になる佇まい。
五杯の抽斗はそれぞれ大きさが異なり、文房具や手紙、裁縫道具など、身の回りの細々としたものを美しく収めてくれます。
暮らしの中で使い込まれることで、さらに角が取れ、光沢が増していく。
そんな「育てる道具」としての魅力を存分に愉しめる、静かな存在感を放つ一品です。
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【サイズ】
外寸:幅 410mm × 奥行 243mm × 高さ 344mm
内部寸法(おおよそ):
① 幅 375mm × 奥行 215mm × 高さ 45mm
② 幅 220mm × 奥行 215mm × 高さ 50mm
③ 幅 220mm × 奥行 215mm × 高さ 70mm
④ 幅 135mm × 奥行 215mm × 高さ 140mm
⑤ 幅 375mm × 奥行 215mm × 高さ 85mm
【素材】
木、和紙、漆(または柿渋)
【状態】
長い年月を経て、角のスレや和紙の剥がれ、色の濃淡が生まれていますが、それがこの道具の持つ「景色」として非常に良い風合いになっています。
一番下の抽斗(⑤)には、過去に施されたと思われる修理跡があり、底板には木材の伸縮による隙間が生じています。
商品の構造上、これ以上の修復が困難なため現状でのお渡しとなりますが、普段使いにおいて実用上の差し支えはございません。
各抽斗の開閉はスムーズに調整済みで、清掃により可能な限り汚れを取り除いております。
【ご購入にあたって】
当店では古い道具を、現代の暮らしでも心地よくお使いいただけるよう、清掃・調整を施してご提供しています。
古いものの特性上、傷やスレなどすべてを写し切れない場合がございます。気になる点はご注文前にお気軽にお問い合わせください。













