










剥落がつくる景色、朱漆の卓
四本の脚が内側にすっと反る馬蹄形。中国の伝統家具でよく見る意匠を持つ、朱漆塗りの小さな卓です。
骨董市の店先で、他の道具に混じって置かれているのを見つけました。他のものより一段深い赤みと、この脚の反りに、思わず足を止めてしまった一台です。
天板の中央では、朱漆が大きく色を失い、下の黒漆、さらに奥の木地までがのぞいています。何層にも塗り重ねられてきたことが、剥がれ方の断面からそのまま伝わってきます。本来なら手を入れて整えることもできますが、無理に塗り直さず、この景色をそのまま見せるのがこの卓らしい扱い方だと思っています。
花瓶や灯りをひとつ添える程度に留めて、天板の景色を隠さずに使ってみてください。低い位置に置いても様になる、頼れる一台です。
小さな卓ですが、脚の意匠にはそれだけの手間がかけられています。実用一辺倒ではない、少し気取った佇まいが気に入っています。
【サイズ】
W440 × D293 × H220 mm
※商品の特性上、各寸法は測る場所によって多少前後することがあります。
【品番】
LS-113
【素材】
木材、朱漆塗り(下地に黒漆)
【状態】
当店では、古い家具を現代の暮らしの中でも心地よくお使いいただけるよう、清掃・修理・補修・調整(メンテナンス)を施したうえでご提供しております。
天板中央に朱漆の大きな剥落・退色があり、下地の黒漆、さらに木部まで露出しています。框(脚の付け根)に小さな欠け・割れがありますが、四本脚に大きなぐらつきはありません。
【ご購入にあたって】
商品情報については、写真や説明文で正確にお伝えするよう努めておりますが、古いものの特性上、画像や文章だけではすべてをお伝えしきれない場合もございます。気になる点やご不明な点がございましたら、ご注文前にお気軽にお問い合わせください。
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